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中院彰子

「枚方に路面電車を」という話を聞いて「?!」「?!」というのが正直な印象だった。夢はあるけど雲をつかむような・・という感想は、多分、多くの方が持たれたことだろう。人に話すと、「わっはっは」という反応が結構あったもんね。

 それなのに、しかも、いろいろ抱え込んでいる身で、話し合いの末席に連なることになった。参加のお誘いを受けて、断るにはもったいないという気がしたからである。講演会や交流会を通じ、提起して行くと、何となく「実現するかもしれない」という気もしてくるから恐ろしい(「バスを走りやすくする工夫や自転車道の整備、配送システムの合理化など手の届く話題を」という気持ちは今もあるが)。

 いろんな意見をもらった。

「天の川の土手に通したら?」「山田池公園拡張の際、外周道路が市道だから、そこを通したら?」「第二名神地下化の部分は、その上の緑地に通したら?」等等。ふ―ん、なるほどー。実現しそうなアイデアが出てくるかもしれないぞ。

 また、神戸市のポートライナーや六甲ライナー、大阪市の新交通システムは、LRTつまり路面電車にすると、もっと合理的で、しかも安く作れるという意見が交流会で出たが、これは大変大きな問題適だろう。「もっと賢い交通政策があるはず」と気付く。

 ひらかた・LRT研究会は、このように、交通システムについての幅広い見方と、実際に枚方で走らせる方法を研究していると言えるだろう。「意志あるところに道ありだなぁ」皆さん、参加して損はありませんよ!

 でもやっぱり、現在の状況を改善する方法も、議論する場もほしい。

枚方・LRT研究会会報第2号目次へ戻る