金沢市

ガイドウエィバスからＬＲＴへ

　ＬＲＴ導入の可能性を追求する「調査研究・検討委員会」が発足しました。

石川県の県都である金沢市は、これまでガイドウエィバスを導入する方向で検討を進めてきましたが、昨今の世界的な動きの中で、ＬＲＴ導入の可能性について調査・研究が開始されました。

　「調査研究・検討委員会」は、九十八年度中に結論を出されるとのことであります。古都金沢でのＬＲＴ導入・復活は、ＬＲＴ待望論にますます拍車を駆けるという方向に世論を導くものでありましょう。 石川県・金沢市の動向は、注目に値するものであります。

LRT導入の各地の動き(2)

静岡市

7月4日LRT復活のためのシンポジューム開催

　静岡市の中心市街地では、電線の地中化工事が、あちこちで進められています。日頃、歩道の狭さに悩んでいた商店街の人々は、この横会に、車線を減らし、歩道を広げ、自転車の通行帯を設けるよう市に要望しました。

　残念ながら、車優先の市の考え方を変えることは出来ませんでしたが、これを機に、市民を交えた「これからの交通の在り方」を考える研究会が発足することになりました。

　歩くことから、自転車・バス・電車をかぎられた道路空間の中で平等に使うには！を考える中で、まず、はじめに、今、脚光をあびている路面電車（LRT）を取り上げることにしました。

　一年近くの先進地視察や研究の結果、私たちの路面電車復活の気持ちは確固としたものになりました。その第一歩として、7月4日には「路面電車シンポジュームinしずおか」を開催し、大きな成果を収めることが出来ました。