LRTに対する国の姿勢

 LRT導入に関して、その他さまざまな問題がありますが、例えば國の政策転換が行われました。建設省はLRTの建設に対して補助金を出す動きがでて参りました。運輸省もLRTに対して同様の認識を持っています。

 私、先日ある会合の席で警察庁の交通企画課長、交通規制課長、都市交通政策課長の3人の課長と雑談をする機会がありました。「私はLRTを非常に重要なものと考えて、枚方にもそういう研究会を発足させようと思っているのですよ。警察はどう考えているのですか。都市交通対策課が対応する課なんでしょうね。」と聞きましたら、建設省、運輸省のようにそれに対応する状態ではないが、交通企画課長は警察は公共交通機関をサポートする基本姿勢はもっておりますという話をしておられました。

 LRTを実現する上では警察の方々にも協力してもらわなければならない点が多々あるわけです。LRTが通るために車両通行禁止が必要になることもあるかも知れません。路面電車優先信号というものが必要になりましょう。

 資料の2ページの下の四角い囲みに書きましたように、LRTは他の乗り物に比べて建設コストがうんと低いという事実があります。そういう意味でもLRTは評価できるところです。輸送量も路面電車の2両編成と4両編成で違いますが、バスとは違った輸送能力を持っています。

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